CHARACTER
参戦機体&キャラクター
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『切り裂きエド』の異名を持つ地球連合軍のパイロット。
もともとは南アメリカ合衆国の戦闘機パイロットで、大西洋連邦による武力併合後、地球連合軍人となった。
戦闘機乗りとしては平凡な実績しか残せなかったが、MSパイロットとなってからは、メキメキと頭角を現すようになる。
特にMS白兵戦に対して抜群の才能を発揮し、異名である『切り裂きエド』も、一度出撃した彼の機体が、斬り倒した敵MSのオイルによって返り血のように汚れてしまうことに由来する。
だが、その異名に反し、本人は戦いが好きというわけではなく、MSを降りれば冗談好きの気さくな青年で、兵士たちの人気もあった。 -
地球連合軍のカラミティガンダムの派生機。
カラミティガンダムの開発過程において、万能機の開発を目的とした『リビルド1416プログラム』の一環として誕生した機体である。
オリジナル機からの変更点として真っ先に挙げられるのは、主力兵器であった長距離ビーム砲『シュラーク』を、巨大な対艦刀『シュベルトゲベール』に換装している点である。
他にもビームブーメランやロケットアンカーなど、ソードストライカーに搭載されていた武装を継承し、中長距離での砲撃戦を得意としていたオリジナル機とは対照的に、格闘戦重視の機体となっている。
本機はカラミティとほぼ同時期に開発を終了し、3機がロールアウト、そのうち2機はビクトリア基地奪還作戦に試験投入された。 -
ザフトのジュール隊に所属するパイロット。
数少ない女性のMSパイロットの一人で、軍に志願する以前は指向性エネルギー発振システムの研究に従事していた。
後にビーム兵器試験用に開発されたシグー・ディープアームズのテストパイロットとなり、当機の完成と同時に前線に配属された。
ヤキン・ドゥーエ宙域での戦いにおいても、ディープアームズを愛機として参戦している。
なお、試作ビーム兵器の開発中、ロウ・ギュールの手に渡った極秘データ回収のために出撃し、レッドフレームとも交戦している。 -
ザフトの量産型MSシグーのバリエーション機。
ザフトが『GAT-Xシリーズ』から入手した技術を転用し、試験的に開発したビーム兵器をシグーに搭載したテスト機である。
装備されている初期型ビームユニットは、動作の信頼性を最優先としたため、発振ユニットの全長が10mを超えることになった。
また、巨大なユニットの搭載による負荷の増大に対処するため、本機のパワーユニットおよび、冷却系は改良高出力型に換装されている。
ビーム砲の性能は期待通りであり、以後に開発されたビーム兵器は全てこのユニットを基本に設計されている。
発振システムの開発に従事したシホ・ハーネンフースは、開発終了後にジュール隊に配属され、ヤキン・ドゥーエ攻防戦では本機に搭乗して出撃している。