CHARACTER
参戦機体&キャラクター
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ジャンク屋組合に所属する青年。
仕事仲間と共に破棄されたMSやそのパーツなどを回収、再生することで生計を立てるジャンク屋である。
メカを一見しただけでその特性や故障箇所を見抜く天才的な感性と技術を備えており、またジャンク屋という職業に強い誇りを持っている。
性格は大雑把で、深く考えずに無謀な行動を取ることも多いが、情に厚い熱血漢である。
地球連合軍とザフトの戦闘によって崩壊した直後のコロニー『ヘリオポリス』に、ジャンクパーツの回収を目的に訪れており、その際偶然にもオーブが極秘開発していた試作MS『ガンダムアストレイシリーズ』を回収した。
それをきっかけに以後様々な事件に巻き込まれるが、持ち前の根性と柔軟な発想力、そしてジャンク屋仲間とのチームワークで窮地を乗り越えていく。 -
オーブのモルゲンレーテ社が『GAT-Xシリーズ』のデータを流用して開発した試作MS『ガンダムアストレイシリーズ』の1機。
『フェイズシフト装甲』の採用は見送られたが、装甲材に発泡金属を使用したことに加え、大幅な装甲削減による軽量化が行われ、極めて優れた運動性能を獲得している。
また武装面においても、当時のザフト製MSでは未採用だったビーム兵器の携行が可能となった。
本機はそのガンダムアストレイの2号機で、ナチュラルがMS操縦を可能とするための実験機として、開発中であった試作OSが搭載されている。
中立コロニー『ヘリオポリス』で製造されるが、ザフトのクルーゼ隊と連合軍の戦闘によってコロニーが崩壊した際、ジャンク屋のロウ・ギュールに回収され、以後は彼の愛機となった。
なお、ビームサーベルはエネルギー消費が激しいことから、MS用の巨大な日本刀『ガーベラ・ストレート』が追加装備され、主武装として用いられている。 -
ガンダムアストレイブルーフレームの改修機。
ソキウスとの戦闘で大破したブルーフレームを、ロウ・ギュールらが修復、改修した機体である。
かねてから叢雲劾が考案していたスラスター装備型の肩部ユニットを採用し、破損した頭部およびバックパックにはロウが製作していたパーツが提供されている。
このバックパックは『タクティカルアームズ』と呼ばれ、スラスターとしての機能のほかに、分離変形させることで巨大な剣やガトリングガンとして使用することができる。
また、機体の重要箇所に『フェイズシフト装甲』が追加されており、外装に圧力を感知した時のみ通電するという、偶然にも『トランスフェイズ装甲』と同じシステムが組み込まれている。
なお、機体名の『L』はロウの頭文字を意味している。 -
オーブ五大氏族の一つであるサハク家の後継者。
コーディネイターであり、ロンド・ミナ・サハクの双子の弟。
オーブでのMS開発を担当しているが、パイロットとしても超一流で、ガンダムアストレイゴールドフレームを駆って戦場へも赴く。
オーブ代表のウズミ・ナラ・アスハの中立主義に反対しており、地球連合軍によるオーブ侵攻後は、かねてより信念としていた『選ばれた人間による世界統治』を目指し、自らの力で祖国を再建しようとした。 -
ロウ・ギュールのジャンク屋のメンバー。
自身は遺伝子操作を受けたコーディネイターであるが、ナチュラルの双子の兄を持つ。
その出生の特殊性のためか、よりコーディネイターらしく生きようとしており、主にロウに対してであるが、ナチュラルの観察を日課としている。
個性派ぞろいのメンバーの中では物静かな性格で、あまり目立つタイプではないものの、仲間の危機には作業用のジンを操って戦うなど、行動力と決断力を秘めている。 -
傭兵部隊サーペントテールのメンバー。
元はザフトの軍人で、その後フリーの傭兵を経て、サーペントテールの一員となった。
非常に美しい外見を持つが、コーディネイターでありながら身体的にはナチュラルと同程度の能力しか持っておらず、そのことで自分は外見ばかりで中身がないと気にしていた。
新人傭兵時代に何度も死にそうになりながらも必死に生き延び、その時についた傷が体中に残っているが、今ではサーペントテールのメンバーとして遜色ない実力を身に付けている。